香陵同窓会を通じて広がるつながりと感謝:飯田明子(高51)

寄稿の機会を得て、香陵同窓会への思い出にふける時間を改めて持つことができました。

私が香陵同窓会に初めてご縁をいただいたのは1999年、卒業式で東京香陵同窓会総会を知ったことがきっかけです。東京の大学への進学が決まっていた私は、すぐにいただいた葉書に返信し、初めての総会に参加しました。緊張しながらパーティ用の服を着て向かったホテルは豪華で素敵で、学生には不釣り合いな気がして感動すると同時に気後れしたのを覚えています。同級生も5~6人ほど参加していて、その場で総会を取り仕切っていた鈴木さんから「代表幹事を決めてほしい」と声がかかり、思い切って立候補しました。

大学3年生の時に就職を決めたのも、拡大幹事会にご出席されていた渡邉さんとのご縁です。当時、大学では音楽理論を学んでいた私でしたが、新しい分野への挑戦を求めてIT関連の就職を志しており、渡邉さんに相談しました。その後、渡邉さんが経営されているIT会社に内定をいただきました。その会社には顧問弁護士として神田先輩もいらっしゃり、退職後の今でも親切にしていただいています。このように、香陵同窓会を通じたつながりは私の人生に大きな影響を与えています。

妊娠・出産や子育て、さらに関西への約10年間の移住もあり、しばらく香陵同窓会からは離れておりましたが、8年ほど前に夫の仕事の都合で東京に戻り、子育ても一段落したことをきっかけに、コロナ後には再び幹事会に参加しています。先輩方や同級生、後輩と再び交流が増え、同窓会を通じてつながりの大切さを改めて感じています。

2024年の総会では、拙いながらも司会を務めさせていただきました。当日は緊張のあまり言葉に詰まる場面もありましたが、高橋さんの温かいご指導や一緒に司会をした鎌野さんのおかげで無事に役目を終えることができました。また、本会では、私と同じ大学・学部出身の後輩から「ここで先輩に会えるとは思いませんでした!」と言っていただいたり、今勤めている学習塾でアルバイトを始めたという1年生の方と話せたりと、世代を超えたつながりを実感する機会もありました。

高校時代の思い出といえば、吹奏楽部で打楽器を担当していたことも私にとって大切な記憶です。部活動では文化祭や定期演奏会、コンクールなどに向けて仲間と練習に励みました。このような経験を共有できる同級生や先輩と総会で話せる機会があることは、歳を重ねるごとに本当にありがたいことだと感じています。

これからも皆さまとのつながりを大切にしながら、香陵同窓会がさらに発展するよう尽力していきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

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